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介護職は施設の形態で仕事内容が変わる

施設の形態によって働き方も変わる

介護職が活躍する施設

介護保険制度が広がり、介護業界には様々な施設ができました。介護施設には、大きく分けると施設自体が高齢者の生活の場である「入所型」、昼間に高齢者が通う「通所型」、介護スタッフが高齢者の自宅を訪問する「訪問型」の3つがあります。これらの施設の種類によって仕事内容が違い、日中のみあるいは日勤と夜勤のシフト制など、勤務時間も給与体制も異なります。では、施設ごとの仕事内容を詳しく紹介します。

介護職が活躍する施設

入所型の介護施設

入所型の介護施設の中でも5種類に分かれています。

  1. 1つめは、寝たきりや重度の認知症など、常に介護が必要な高齢者が入所する特別養護老人ホームです。特別養護老人ホームでは、身体介護が中心になり、日勤、夜勤、早番、遅番など24時間のシフト制で、仕事内容は食事介助や排泄介助、入浴介助、移動介助、シーツ交換などです。
  2. 2つめは、医学的指導のもと、自宅に戻るための介護やリハビリテーションを行う介護老人保健施設です。介護老人保健施設は、特別養護老人ホームと同じく24時間体制のシフト制ですが、リハビリを目的にしているため3ヵ月程度の入所者が多いです。
  3. 3つめは、有料老人ホーム です。有料老人ホーム には「健康型」「住宅型」「介護付」があり、介護職がいるのは「介護付」のみで24時間のシフト制です。ここでの仕事内容は、要介護度の重い入所者には特別養護老人ホームと同じですが、元気な入所者には、外出の付き添いやレクリエーション活動のサポートを行います。
  4. 4つめは、日常生活を自立して送ることができる高齢者向けのケアハウスです。ケアハウスでの仕事内容は、身体介護よりも身のまわりの世話や施設の掃除、身体の衰えを抑えるための運動指導、レクリエーション指導が中心です。
  5. 最後は、認知症の高齢者を対象としたグループホームです。グループホームでの仕事内容は、排泄介助や入浴介助などの身体介助、買い物の付き添いや施設の掃除など、入居者の要介護度によって変わりますが、認知症に対する理解と思いやりが求められます。

通所型や訪問型の介護施設

通所型の介護施設は、食事や入浴、日常動作訓練、レクリエーションなどを提供するデイサービスセンターです。デイサービスセンターの仕事内容は、利用者の送迎、食事や入浴、日常動作訓練、レクリエーションなどの補助です。
訪問型の介護施設は2つあり、1つめは、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所です。ここでは、ケアマネジャーが介護保険を利用する高齢者の心身状況を確かめケアプランを作成し、訪問介護事業所からヘルパーを派遣する仕組みになっています。仕事内容は、訪問する高齢者の状況によって異なりますが、重度介護者の排泄介助や清拭や、元気な方の通院や買い物の付き添いです。2つめはサービス付き高齢者住宅への訪問サービスです。最近はこのタイプの施設が増えており、仕事内容は、訪問介護サービスと同様の仕事内容の他、安否確認や生活相談などがあります。

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